この本は濃い
いつも通勤中に本を読んでいて、「これは!」と思うところは写真を撮ってメモとするんですが、写真じゃ全然撮りきれません。(少し偉そうですが)体系的に良くまとまっていて、すごく内容のある本でした。
すでに実践している習慣に大きな影響はありませんでしたが、この本を読んでいくつか取り入れた点があります。
- タイムタイマーを購入(時間の見える化)
- メールの対応は後回し
- マンガのスケジュールをつくる(読む日を決める)
- 習慣をつくるのに日記を活用する
- 瞑想をはじめるのにYoutubeをつかう
- エネルギーを維持するためのリスト
この本の構成
- 時間をつくる4つのステップ
- ハイライト(週の最重要事項)
- レーザー(必要最低限にする)
- チャージ(エネルギーが大事)
- チューニング
各章で4つのステップを掘り下げていくのですが、多くの戦略と根拠が掲載されています。全部を採用する必要はないと思いますが(もちろん採用しても良いと思います!)、著者の体験と明確な根拠があって大変参考になります。
特に参考になった箇所
写真に撮りきれないと言いながら写真に撮った箇所をいくつかご紹介します。
毎日たった1つの問題に集中して取り組む(スプリント)
「スプリント」をしてわかった4つの教訓
- 毎朝、最優先目標を決めると「魔法」が起きる
- 「デバイス禁止」で仕事の質が変わる
- 集中には「エネルギー」が必要
- 「実験」すればするほど時間が生まれる
決意の切り替えを減らす
1日にいくつものことに取り組むと、「起動」のプロセスに時間がとられる。ゾーンに入るまでに何日もかかることもある。と、いうようなことが書いてあります。
これは実感があって、プログラミングあたりが特にそうです。コードを書き始める前に、まずコードの全体像を頭に入れる工程があります。数日空けてしまうと、全体像を思い出すところからはじまるので、非常に効率が悪いんですね。
この再起動の時間は、複利計算のように効いてくると言っています。
フローに入る
- ドアを閉める
- 自分で「締め切り」をつくる
- ハイライトを「こっぱみじん」にする
- 「レーザー・サウンドトラック」を流す
- ツールに凝らない
- 「紙」から始める
ゾーンにとどまる
- 「ふとした疑問」を書きとめる
- 「ひと呼吸」を意識する
- 「退屈」を味わう
- 行きづまる
- 1日休む
- 「一意専心」する
古代と現代の「いいとこどり」でエネルギーをチャージする
過去20万年の歴史がポイント。
- 動き続ける
- 「リアルフード」を食べる
- 「カフェイン」をうまく使う
- 喧噪を離れる
- 親密な時間を過ごす
- 洞窟で眠る
「喧噪を離れる」で、瞑想の効果とはじめ方について触れている。この本のおかげで瞑想のハードルがグッと下がった。
まとめ
時間の使い方に関する本が「複利で伸びる1つの習慣」と「1440分の使い方」と続いて3冊目です。
習慣のノウハウはこの1冊で網羅できる 書籍:複利で伸びる1つの習慣
書籍「複利で伸びる1つの習慣」のまとめと書評です。筆者本人が、後で内容をさっと確認する備忘録を兼ねています。
books/atomic-hobits
「1440分の使い方」を読んで始めた4つの習慣
1.重要なタスクは午前に 2.重要なことはToDoリストではなくスケジュールに 3.ノートの復活 4.朝の習慣の見直し
books/1440
どれも、それぞれ違って参考になりましたが、どこか共通している点もあったように思います。(筆者がひとつの習慣に落とし込んだからかな?)
今の習慣がけっこう気に入っているので、しばらくはこの3冊を参考にして、日々、効率良く、一生懸命過ごしていきたいと思います。
タカハシ ユウヤ
投資やプログラミング、動画コンテンツの撮影・制作・編集などが得意。元・日本料理の板前。更新のお知らせは、Twitterで。
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